笛吹きたち会員

第38回青山フルートインスティテュート発表会


テーマ「きめる」

副読本原稿


01 植竹 里奈  『キメる』
萎んだ花を咲かせてみます。

02 鮎澤 理恵   のぞむ
何か物事を決める時、自分はそう思ったらスパっと決めてしまうタイプだ。時として自分の慎重のなさに後悔する事もしばしば。

結婚も、主人と出会って1ヶ月もたたないうちに決めてしまった。でもご心配なく、まだ後悔していませんから(^^;)


03 山本 喜子
これに決めるという時は、いろいろな選択肢の中から選びさだめることをします。これもいいな、あれもいいなと、いろいろ思い悩み選んでいる間は、大変めんどうなようで、とても楽しい時間です。
最終的にこれに決めると安心し、満足します。が、次の瞬間からは、もう決めたのだからと自分を納得させ、そのことから興味が薄れていく自分に気がつきます。
つまり、決めるという行動は、決めるまでの時間がとても楽しく、決まってしまうとなんだかつまらなくなるという、自己分析をしてみました。皆さんはいかがですか?

04 葛西 よう子
決めると聞いてすぐに思いついたのは、テニスのボレー・スマッシュでした。サーブ、レシーブとラリーが続きチャンスボールをボレーやスマッシュで決めてポイントを取る。決められた時の爽快感はなんとも言えません!
 決める前には、どれにするか、どのようにするか選んで迷ったりしてそれと決定する。日常生活の中には「決める」が多々ありました。今自分がこうしてここにいるのは、今日までの決めるの積み重ねであると思いました。

05 神倉 友里子

06 植原 由紀子 「きめる」  
 
色に輝くフルートを手に
元にはクレオパトラのごとき化粧を施し
璃色の照明の中でバッチリ演奏を「きめる
            、という「夢」をみた。

07 田頭 ゆかり
きめる(表)
フルートを始めたころ、超有名な外国のフルート奏者のCDで、今日吹く曲を知った。そして、これが吹けるようになるまでやめない、と決めた。一部省略し、先の奏者の編曲とは少し違う今日の発表。次は、あの編曲で、全曲暗譜するまでやめない、と決めよう。

きめる(裏)
11月9日午後9時46分、石原先生から「テーマを決めなければ」とメールあり。午前0時49分、きめる、でいいじゃん、と返信。午前3時7分、決定の通知。こんな簡単に決めて良いのか!と、寝呆けながら思う。テーマを自分の好みで決めたいそこのあなたを、来年の幹事に、決めます。

08 久慈 弥重子
物事を決める。
私にとって重要なことを決める時はとても慎重になります。
決めたことによってどうなるか?どう思うか?自分はどうしたいのか?
考えて考えてわからなくなって結局投げ出してしまうことも・・・。
自分はどうしたいのか・・・?後悔はしたくありません。
演奏をきめる!
発表会の演奏・・・きめたいです!

09 中田 美穂
 今年は『決める』ことがたくさんありました。それも楽しいイベントばかり。
 発表会が終わったら、来春のママ友たちと行く自主運営の『イチゴ狩りバスツアー』のあれこれを決めます。
 娘の高校のPTA活動で、この秋『バス研修旅行』としてぶどう狩りに行ったのですが、その委員会の盛り上がりで“苺狩りに行こう!”となったのです。
 またまた楽しくなってきました。我ながら『好きだなぁ~』と思いまずが、皆に喜んでもらえる企画になるよう、一つひとつ意見を取り入れながら決めていくのがとても楽しい。
 自分の出番が済んだら、私の頭の中はもうイチゴ狩りです。

11 米嶋 光敏
ロンドンから帰国してから最初の発表会です。復活記念ということで、大曲のプロコフィエフのソナタに決めました!
これぞプロコっていう演奏ができたらなぁ〜。頑張ります♪

12 近藤 美津江  
広辞苑によりますと「きめる(決める 極める)」とは「①決定する②思い込んで疑わない③選定する④相撲などで技を効果的に用いて勝負をつける⑤きちんと型のついたものにする」とここまでは皆様ご存知のことと思いますが「⑥とがめる なじる」という意味もみつかりましたので遊んでみました。

私の干支である2009年丑年の発表会で「牧神への前奏曲」を演奏すると決定した時点では還暦の記念すべき発表会になるであろうと思い込んで疑わずにCDなどを厳選し今まで師匠に教えていただいた技を用いてきちんと型のついたものにしたいと努力いたしました。 できは如何なものでございましょうか。不首尾になりましてもお優しい師匠のことでございます。決してとがめるとかなじるなどされる筈もございませんですよね


14 木村 真諭紀
きめるって難しいことが多いですね。フィニッシュをきめるなんていうのは特に。
どれにするか選択する、のきめるならいつもいつも生活の中で繰り返していることで
すが。今回の曲、ソロもアンサンブルもうまくリズムやピッチや和音がきめられれば
うれしいのですが、それを阻止しようとするものがあまりに多すぎて、きまらないと
ころをチェックしたら楽譜よりも真っ黒になってしまうでしょう。それでも最善を尽
くせるようやれるところまでやってみようと思っているところです。

15 ドクターH
「きめる 」にあたって     
物事を決めるのに、その理由として
(1)これしかない (2)仕方がないので (3)成り行き (4)その他
がありますが、決めるのには、やはり(1)がいいですね。何事も。
今年もゴーベールに決めました。

17 鈴木 勇人
私の趣味はカメラで、しょっちゅういろんな写真を撮ってます。最近購入した一眼レフを持って、友達など人物はもちろん、風景や夜景、空の写真を撮っています。特に一番気に入っているのが、オリオン座の写真です。
星や空の明るさに合わせて設定して撮影するのでとても難しいですが、その分気に入ったのが撮れると、大きく引き延ばして宝物にします。

18 林 直美
わたしの「きめる」とき、それはいつも突然です。
吹奏楽部に入ったあの日。
フルートを専門的に学ぼうと決めた日もある日の昼休み。

ふと遊びに行こうと決める時も突然、授業中にが多………(これはいけませんね)

そういえば、来週の12月12日は私と石原先生の誕生日です!
先生は何か欲しいプレゼントはありますか?
私はまだ、決めていません…

19 塩澤 直緒  
今年、重大なわたしの決断…それは大学を決め受験したこと。
この文章を書いた頃に試験を受け、この文章が載る前に結果がでている。

今(11月21日)はハラハラしながら封筒を待っています。

20 高倉 直子
今年吹く曲「チャールダーシュ」は居酒屋風という意味だそうです。
楽しく飲んでる感じにキマルとよいですが、、、
酔いどれジプシーみたいになってたらゴメンナサイ!

21 桂川 達郎
江戸時代、男女が結婚相手を「きめる」とき、互いに起請文(きしょうもん)を書いてこれ交換したと言われている。生涯の伴侶となることを誓ってこれを破棄した場合は神仏の罰を受けると信じられていた。誓紙とも言われ、好色一代男に「かための誓紙うるしの判のくちぬまで」という記述がある。然し、現世では寧ろ自由結婚、自由離婚の時代であり、神前、仏前の結婚式も形骸化されている。時代の相違と言えばそれまでであるが、江戸時代は個人が自立した社会であり、自力本願の社会であったが、現代は、他力本願の社会とも言えなくもない。もっと判りやすく言えば、芸術世界のバロック時代とルネッサンス時代の個人の気質の相異であろうか。

22 成瀨 忠
昨年の発表会では、背伸びをしてバッハのソナタを選んでしまった。結果は予想通りのひどいものだった。しかし、今回も懲りずに、またバッハを選んでしまった。
バッハ大先生には失礼とはおもいつつ、偉大な作曲家の音楽に少しでも触れたいという気持と昨年のリベンジという気持で決めてしまいました。
お師匠様、伴奏の家城様ご迷惑をお掛けします。

23 藤崎 孝美 
決める。自分の意思で。うまくいったり、いかなかったり。

たとえば整理整頓。
�しまうべき場所が決まっている
�使ったらもとの位置にすぐもどす
�家族もこのルールを守れるタイプの人である
�いたずら好きなペットを飼っているわけでもない
・・・こんな条件の部屋のなかは、すっきり片付き、気持ちよく過ごせる。
(でも要らないのに捨てれないものが結構あって雑然としがち。)

たとえば夕飯のしたく。
�とってもお腹がすいている
�そろそろ食べちゃわないとだめになりそうなあの野菜が冷蔵庫に残っている
�昨日は肉料理だったから今日は魚だな
�夫が帰るメールをよこした。あと1時間後に食事だ
・・・などと、条件が揃っていると、献立がさっと考え付き、すぐ出来上がる。
(でも揃っていないと迷ってなかなか進まない。)

たとえば朝。
�今日の出勤は午後からでよい
�とり急ぎやらなきゃならない家事もない
�外は寒いが部屋の中は暖かく快適である
�テレビは消しさえすればよい
・・・これだけ条件が揃っていると普通はフルートの練習をするものである。
(でもテレビとソファが私を離してくれない。)

なかなかうまくいかないナァ。

24 堀 淳子     
曲を決める 
毎年発表会が近づく頃、今年はこの曲で!と先生に言われる。
これからは、この曲を吹きます!と自分で決めた曲を
吹けるようになりたいと思います

26 町田 幸子
今年きめる事は…………
修士論文のテーマです。
半年の間二つにまでしぼって、資料探しをしましたがどちらもなかなか難しいところです。
12月までに決める!と固く誓い、先日決まりました。
これから約1年の間、英語、フランス語、ドイツ語との戦いが始まります。

分析もだった……………
来年の今頃書き終わっていれば良いのですが………

27 斉藤 源一   「きめる―意識的決定」
「決まる」という自動詞はどうも好きになれない。周りの状況の流れで何となくそう
なって、自分の意思とは無関係に何かが「決まって」、それを受け入れざるを得ない
なんていう生き方は到底自分には承服できない。
「決める」という他動詞こそ人間的な生き方だと思う。「決める」という意識的な決定が
人をして己自身の世界、他とは異なる自分独自の存在の実現に向けて一歩一歩
推し進めていくのだ。「もし意識的決定がなければ、人は無意識の機械的活動の中に
停滞してしまうだろう。」(C.G.ユング)
「決まる」と「決める」の二つの言葉は人の心の姿勢の違いに表れる。
例えば「こんど結婚することになりました。」と「こんど結婚することにしました。」と
いう二つの表現はその人が世界と人生にどのように向き合っているかを示している。
もし「愛される」ことより「愛する」ことを選ぼうとするなら、この意識的決定は
どれほど重要なものになることだろう。

28 小島 邦雄
発表会が近づくと師匠の決まり文句「何かやりたい曲ありますか」に毎年首をひねりながら、“去年の発表会で00さんが演奏した曲良かったなあ 自分も一度やってみたいなあ”という主体性のない気持ちで挑戦するが、聴くとやるとでは大違いで毎年四苦八苦。
今回は今まで発表会で聞いたことが無い曲チャレンジしてみます。バロックの曲ということで、持ってるだけで余り音を出したことの無い楽器で“きめたい”と思いますがどうなることやら。

30 上野 京子
自分で決めたら..

「言わないと自分で決めたら,それに対して起こる全ての事は
自分で受け止め,他人のせいにしない」

これは先日受けた研修で一番心に残った言葉.

言いづらいことを我慢してたら,後で自分が苦しい思いをして後悔...
そんな経験は結構あるけど,そう,それって自分で決めたことだったのよね.
言わないと決めたらその結果の責任もとらなくっちゃ,と強く感じた一言でした.

31 山口 倚牛
「きめる」? すでに10年前にきめたんじゃないの? 旦那をきめた瞬間の記憶がないって言ってた人がいたっけ。繰り返すのもまあいいや。来年は「うまれる」にきめよう。

32 中村 和正
まず幹事長をきめる。
次に経理をきめる。
今年のテーマをきめる。
会費をきめる。
伴奏合わせの幹事の分担をきめる。
打ち上げ会場をきめる。
これが最初の幹事会

師匠は順番をきめる。

伴奏合わせの時きめること。
・弁当の注文
・譜面台もって来る人
・当日の係
・ストップウォッチ係
・景品とその買い出し係

本番前にきめるのは・・・
遅刻の罰金を取り立てる人と、お弁当を受け取る人と、副読本投票を集計する人と、打ち上げ会場にみんなを連れていく人。

師匠は努力賞をきめる。

最後に自分の演奏をバッチリきめる。

 これを最後まで読んだあなたは、すぐにでも幹事になれるはずです!幸いにもサイコロで6の目が出て来年の幹事が決定した人。来年は幹事に挑戦してみようかな〜、って思っているそこのあなた!青山フルートインスティテュートでは幹事を随時募集をしております・・・。

幹事長より