閑話休題

閑話休題 その7


ちょっと変な感じ(2)    石原 利矩

 年齢についての数え方、

 1回目の誕生日から~翌年の誕生日の1日前 → 0歳児

 2回目の誕生日から~翌年の誕生日の1日前 → 1歳児

 3回目の誕生日から~翌年の誕生日の1日前 → 2歳児

 4回目の誕生日から~翌年の誕生日の1日前 → 3歳児

 5回目の誕生日から~翌年の誕生日の1日前 → 4歳児

 6回目の誕生日から~翌年の誕生日の1日前 → 5歳児

 7回目の誕生日から~翌年の誕生日の1日前 → 6歳児

 8回目の誕生日から~翌年の誕生日の1日前 → 7歳児

 9回目の誕生日から~翌年の誕生日の1日前 → 8歳児

 10回目の誕生日から~翌年の誕生日の1日前 → 9歳児

 こうして書くと「なんだ世紀の数え方と似ているんじゃないか」と思われるでしょう。

 生まれた年のその日を1回目の誕生日と言うかどうかに関わってきます。

 大辞林には「その人の生まれた当日、また月日がその日と同じ日」と定義しています。ならば生まれたその日を第1回目の誕生日と数えなければなりません。

 普通、誕生日は生まれた月日を言いますね。それなら「あなたの誕生日はいつですか?」と聞かれた場合、生年も含んで質問されている場合もあり得ます。

 数え年
 生まれたその年を一歳とし,以後正月ごとに一歳ずつ増やして数える年齢。(大辞林)
 12月31日の大晦日に生まれた人は翌日には2歳です。

 満年齢
 誕生日を迎えるごとに一歳を加える年齢の数え方。また,そうして数えた年齢。(大辞林)